ジーマミー豆腐

LINA

2013年08月13日 12:00

もともと、あまり食べ物の原料や名前などに興味を抱かなかった私ですが
沖縄料理ってよーく考えると


どうやって作ってんだ?この名前どういう意味?


と思う食べ物が、幼き私のなかでいくつか存在しました。




例えば、タンナファクルー。

あれは一体何でできてて、この名前の意味は一体何なんだ?
飾りっけのないお菓子だけど、ザ・素朴。



最も不思議だったのが、ジーマミー豆腐。
この味はなんだ!?これ豆腐?タレは醤油じゃだめなの!?









そして、香港に来てはや10日が過ぎました。
各店舗の売上表を見ていると気づいたことが…




とにかくジーマミー豆腐が大人気!!




もちろん、1つが小さいので1グループでいくつか頼むことはあるはずですし
どんなものかわからないので試しに頼んでみる、って感じだと思うのですが


それでもトップクラスの人気メニュー!!





コチラが香港のメニューにありますジーマミー豆腐




いやーーーー美味しそう♪
もちもちとしたあの食感と、砂糖と醤油を煮詰めたようなタレ。
すごく独特だけど、なんかハマっちゃうんですよね。



日本人の友人は、「不思議な味…」といって食べれない子もいたので、
香港での人気ぶりにビックリΣ(゚∀゚ノ)ノ




調べてみると、中国圏にも同じような「花生豆腐」が存在するようです!

タレをかけて食べるあたりも似てますが、
また中国の花生豆腐は加熱調理しても食べるらしい!

沖縄のジーマミー豆腐はそのまま生でしか食べませんねー。

そして気になったのが、花生豆腐の色。


紫色のやつも存在するようです!
中国で昔ながらの手法で手作りするとキレイな薄紫色!


インターネットでその理由を調べてますと、わかりました!


昔はピンク色した落花生を使用しており、
それを煮詰めながら豆腐を作っていくと、最後は紫色になるんだとか。
今では工場での生産ですので、沖縄と同じく白色。





うーーーーーーーーん
以前紹介したごーやーといい、本日のジーマミー豆腐といい、


やっぱり沖縄の食は中国の影響が大きい!



ある国や地域を深く知りたいと思った時、
その土地の食文化を学ぶことは非常に大切だと常々思います。

食材や調理法はもちろん、このような料理になった背景、そして食事作法など
すべてに人々の歴史が詰まってるんだなぁと感じます。

………とか言いつつまだ何も勉強はしてないんだけど。笑
これから徐々に理解を深めて参りますm(_ _)m






ちなみに、沖縄のじーまみー豆腐。
じーまみーとは、琉球語で「落花生」の意味で、“地豆”と書くそうです。

なるほど!「ちまめ」だから「じーまみー」なのね!




そして、冒頭で話したタンナファクルー。名前の由来は、

“玉那覇(たんなふぁ)が作った黒い(くるー)お菓子”
→タンナファクルー


なんだそうですよ(*^^*)


最初にこの名前だけ聞いた琉球人は
「あいえーなー!たんなふぁでーじいるぐるーなー?」
って思わなかったんでしょうか…。。。







最後はタンナファクルーのお話で終わってしまいましたが、
こちら香港でもジーマミー豆腐が大人気!

というお話でした。

中華圏に行かれる際は、「花生豆腐」探してみてくださいねー(^_^)/~




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